ノベルティは、企業の販促活動における重要なツールのひとつですが、個性を出すにはどうすればよいか悩むものです。ノベルティを通じて顧客に強い印象を与えるためには、同業他社と差がつくような「面白さ」が重要です。

本記事は、展示会・営業・重要顧客・CSRの4シーン別に、記憶に残りやすい面白い企業ノベルティを各5選、計20選紹介します。あわせて、効果的な活用のポイントも解説します。


企業が面白いノベルティを活用する効果

ノベルティとは、企業が販促やブランディングを目的として無料配布する名入れグッズや記念品のことを指します。展示会や営業活動、キャンペーンなどで活用され、企業認知の向上や関係構築のきっかけづくりに用いられます。

特に「面白い」ノベルティ、つまり受け取った相手の記憶に残るアイテムは、展示会や営業活動において大きな効果を発揮します。

ここでいう「面白い」とは、単に笑えるという意味ではありません。受け取った相手の記憶に残り、商談後にも企業を思い出してもらえる、そうした意味での面白さを指します。

例えば、視覚的なインパクトがあるもの、思わず手に取りたくなる意外性を持つもの、形状や仕掛けに工夫やユニークさがあるものなどが挙げられます。

面白いノベルティは、次のような効果をもたらします。

展示会での接触率向上・記憶定着

面白いノベルティは、ブース前で来場者の注目を集めます。さらに実用性を兼ね備えていれば、持ち帰った後も繰り返し使用され、商談後の企業想起につながります。

ブランドの印象強化

定番品に独自の工夫を加えたノベルティは、「発想力のある企業」「柔軟な企業」といったポジティブな印象を与えます。特にBtoBビジネスでは、企業イメージは意思決定に影響するため、自社がどのように見られたいかを意識することが重要です。

次のアクションにつなげやすい

思わず話題にしたくなるアイテムは、会話のきっかけ作りに役立ちます。単なる配布で終わらず、自然な流れでサービス説明や商談へ移行しやすくなります。

ノベルティ活用の一般的な効果についてはノベルティの効果とは?活用場面や代表的なグッズ、選び方を解説 でくわしく解説しています。


【展示会向け】企業ノベルティの面白いアイデア5選

展示会では、限られた時間の中でいかに来場者の足を止め、会話につなげるかが重要です。面白いノベルティは、そのきっかけづくりに効果を発揮します。ここでは、展示会シーンで活用しやすいアイデアを紹介します。

光る・LED系ガジェット

LED付きキーホルダーや光るロゴ入りアイテムは、遠くからでも視認しやすく、ブース前で足を止めてもらうきっかけになります。認知拡大やブースでの存在感を高めたい場合に有効です。展示会後も日常的に使ってもらえるデザインにすることも重要です。

自社商品のミニチュアグッズ

自社製品をミニチュア化したキーホルダーやフィギュアは、視覚的なインパクトとブランド想起を同時に狙えるアイテムです。商材の印象づけや商品理解を深めたい場面で効果を発揮します。

展示会限定デザインの缶バッジ・キーホルダー

企業ロゴや社名、オリジナルキャラクターをあしらった缶バッジ・キーホルダーは、軽量で手に取りやすく持ち帰りやすい定番アイテムです。展示会限定デザインは、大量配布を想定した展示会施策とも相性が良く、写真を撮りたくなるビジュアルやストーリー性を持たせれば、企業の個性を強く印象づけることができるでしょう。

仕掛け付き名刺ケース・カードホルダー

一見シンプルでも、開くとメッセージやキャラクターが現れるといった意外な仕掛けがある名刺ケースは、実用性を保ちつつ、さりげなく遊び心やユーモアを印象として残せるアイテムです。商談後も長く使われやすく、企業想起につながりやすい特徴もあります。

抽選・体験型のオリジナルグッズ

ノベルティそのものを「体験」にする方法も効果的です。QRコードと連動した抽選企画や、その場で作れるオリジナルグッズなどは、リード獲得数を増やしたい、ブース回遊率を高めたいといった目的に向いています。
例えば、展示会ブースでその場制作できるオリジナル缶バッジは、来場者参加型の施策として注目されています。自社ロゴや展示会限定デザインを選んでもらい、その場で完成品を渡すことで、記憶に残りやすくなるでしょう。


【営業・商談向け】企業ノベルティの面白いアイデア5選

営業や商談の場面では、派手さよりも「実用性」と「継続利用のしやすさ」が重視されます。

多機能ツールペン(8in1など)

ボールペンに加え、タッチペンやドライバー、スケール機能などが付いた多機能タイプは、実用性が高くオフィスで使われやすいアイテムです。日常業務のなかで自然に企業を思い出してもらいたい場合に効果的です。ただし、継続的な使用を期待するなら、機能を詰め込みすぎず、実用性に少しの驚きをプラスする設計にするとよいでしょう。

スマホスタンド付きカードケース

スマホスタンド機能を備えたカードケースは、オンライン会議や動画視聴の機会が多いビジネスパーソンにとって実用性の高いアイテムです。デスク上で日常的に使われるアイテムにすることで、企業ロゴが継続的に目に入ります。また、コンパクトで持ち運びしやすいサイズにすることで、出張先や外出先でも活用されやすくなるでしょう。

電子メモパッド

繰り返し書いて消せる電子メモパッドは、環境配慮の観点も訴求できるアイテムです。競合他社より一段上の特別感を演出したい場面で活用できます。

価格帯がやや高くなる傾向があるため、キーマン向けや商談後のフォローアイテムとして使い分ける設計が現実的です。

ユニークデザインの高級ノート

表紙に遊び心のあるデザインやメッセージを施したノートは、商談の記録や日常メモに使われやすいアイテムです。紙質や製本のクオリティにこだわることで、堅実さと発想力を同時に印象づけられ、企業の信頼感も伝わります。

変形・オリジナル形状USBメモリ

製品モチーフやロゴ形状に合わせたUSBメモリは、実用性と話題性を兼ね備えたアイテムです。資料データを事前に入れて渡すことで、そのまま提案資料として活用してもらうこともできます。ただし、容量やセキュリティへの配慮は不可欠です。用途を明確にしたうえで、安心して使ってもらえる仕様にすることが重要です。


【重要顧客向け】企業ノベルティの面白いアイデア5選

重要顧客や決裁者層へのノベルティは、「配る」ものではなく「贈る」ものという意識が必要です。面白さも、奇抜さではなく「洗練された意外性」が求められます。

刻印入りタンブラー

高品質なステンレスタンブラーに企業ロゴやメッセージを刻印したアイテムは、実用性と特別感を兼ね備えています。長く使ってもらえる上質なアイテムを贈りたい場合に有効です。

単なる名入れではなく、シリアル番号入り、周年記念や限定デザインにすることで特別感が高まります。パッケージにもこだわることで、受け取った瞬間に強い印象付けが可能です。

特別デザインのTシャツ

シンプルながら洗練されたデザインのTシャツは、「企業ロゴを前面に出しすぎない」設計にすることで、日常使いされやすくなります。例えば、周年記念やプロジェクト完了記念など、特定の節目に合わせた限定デザインにすることで、受け取った側に特別感を与えられます。
サイズや素材にも配慮し、一般配布ではなく限定贈呈とすることで、ノベルティではなく「記念品」としての価値が高まります。

特別パッケージの食品ノベルティ

オリジナルデザインの缶や箱に入った菓子類や食品は、「商談後のフォロー」や「季節のご挨拶」としても活用しやすいアイテムです。食品は消耗品であり物理的に手元に残らないため、味やパッケージの工夫、企業メッセージやストーリーとの結びつけなど、効果的な演出を施すことが重要です。

伝統工芸の技が光る文具・実用品

漆塗りのボールペンや和紙のレターセット、錫製のペーパーウェイトなど、日本の伝統工芸の技が光る実用品は、品質へのこだわりや日本企業としての姿勢を体現できるノベルティです。使うたびに素材の質感や重みを感じられるため、単なる配布物ではなく、関係を大切にしたいという気持ちが伝わる贈り物となります。特に海外企業との商談や記念性のある場面で効果的なアイテムです。

有名クリエイターとのコラボグッズ

有名クリエイターとのコラボによる限定アイテムは、希少性と話題性を兼ね備えたノベルティです。数量限定やギフトパッケージ仕様にすることで、受け取った側に特別感を与え、より強い印象を残すことができます。


【CSR向け】面白い企業ノベルティのアイデア5選

環境配慮や社会貢献への関心が高まるなか、企業の姿勢をノベルティに反映させ、ブランディングを図るという方法もあります。

シードペーパー(植えられるノベルティ)

使用後に土に植えるとハーブや花が育つシードペーパーは、驚きと体験を提供できるアイテムです。名刺サイズやタグ型に加工すれば、展示会や営業シーンでも活用できます。

単なる紙製品ではなく、「育つ」という体験価値が加わることで記憶に残りやすくなります。育成方法を記載したカードを添えるなど、ストーリーを設計することが重要です。

再生素材を活用したアイテム

リサイクルプラスチックや再生繊維を使用したエコバッグや文具も、形状やデザインに工夫を加えることで面白さを演出できます。環境配慮と機能性を両立させることで、実用的でありながら企業の姿勢も伝えられるアイテムとなります。素材の由来や製造背景を説明できるようにしておくと、商談時の会話のきっかけにもつながるでしょう。

アップサイクル素材を利用したデスク用小物

本来であれば廃棄されるはずの廃材や端材に、デザインやアイデアという新たな付加価値を加えて生まれ変わらせる手法を「アップサイクル」と呼びます。例えば、スマホスタンドや名刺スタンド、ペン立てといったデスク周りの小物から、廃材の質感を生かしたユニークなステーショナリーまで、単なる再利用を超えたストーリー性のあるノベルティとして注目を集めています。

フードロス削減につながる食品ノベルティ

規格外食材を活用した菓子や保存食などは、フードロス削減という社会課題と結びついたストーリーを持つアイテムです。商品説明カードやプロジェクト紹介を同封することで、企業の取り組みを具体的に伝えると効果的でしょう。

CSR連動型プロジェクトノベルティ

売上の一部を寄付する、特定地域の生産者と連携するなど、CSR活動と連動したノベルティも注目されています。配布すること自体が社会貢献につながるという構造をつくることで、受け取る側にも共感が生まれ、企業の姿勢をより印象的に伝えることができます。


面白いノベルティを効果的に活用するためのポイント

評判や反応の良い面白いノベルティにするためには、以下のポイントに目を向ける必要があります。

面白いノベルティは、奇抜さだけを追求すれば良いわけではありません。展示会や営業の成果につなげるためには、いくつかの視点から設計することが重要です。

目的を明確にする

まずは「何のために配布するのか」を明確にします。ブース来場者数を増やしたいのか、名刺交換率を高めたいのか、商談後の想起を強めたいのかによって、適したノベルティは変わります。企業としてのKPIと結びつけて設計することが、効果的な活用の第一歩です。

面白さと実用性のバランスを取る

奇抜さだけでは一過性で終わる可能性があります。デスク周りや日常業務で使われるアイテムに落とし込むことで、継続的な企業想起につながります。「話題になる」だけでなく、「使われ続ける」設計を意識することが重要です。

ターゲット像を具体化する

来場者や配布対象の役職・業種・関心テーマを具体的に想定することで、デザインや素材の方向性が明確になります。企業として誰に届けたいのかを整理することで、ノベルティが単なる配布物ではなく、戦略的な接点になります。

配布方法・運用体制まで設計する

展示会では配布スピードや回転率、営業ではフォローのタイミングなど、運用設計も成果に直結します。どのタイミングで渡すのか、誰が管理するのかまで想定しておくことで、当日の混乱や機会損失を防ぐことができます。

柔軟に改善できる仕組みを持つ

ノベルティは一度制作すると変更が難しいケースもあります。反応を見ながらデザインを調整したり、展示会ごとに仕様を変えたりできる柔軟性は、大きな強みになります。小ロット発注や自社で製造する内製化といった選択肢を持つことで、より戦略的な活用が可能になります。

ノベルティ制作についてくわしくは 「効果的なオリジナルノベルティ製作のために知っておくべきポイントとは?」 をご覧ください。

ノベルティの小ロット発注や内製化については、小ロットから注文可能なノベルティとは?メリットや景表法上の注意点を解説」「内製化のメリット・デメリットとは?判断基準や効果的に進めるポイントもでくわしく解説しています。


emoji_objects 面白いノベルティを作成して他社との差別化に役立てよう

企業ノベルティは単なる配布物ではなく、企業の印象を左右する重要な顧客接点です。特に展示会や営業シーンでは、いかに相手の記憶に残るかが成果を左右します。

効果を最大化するには、目的・ターゲット・運用方法まで含めて設計することが重要です。さらに、展示会ごとにデザインを変えたり限定仕様を展開したりと、柔軟に運用できる体制を整えることで、ノベルティはより戦略的な販促ツールになるでしょう。

ノベルティのなかでも缶バッジは、デザインの自由度が高く、小ロット対応しやすいアイテムのひとつです。マシンを購入すれば内製化でき、展示会ごとの限定デザインやシリーズ展開にも柔軟に対応できます。

バッジマンネットでは高品質な缶バッジマシンと豊富なパーツを取りそろえており、急なイベント出展や追加製作にも柔軟に対応できます。くわしくはバッジマンネットサイトをご覧のうえ、お気軽にお問い合わせください。