開発の背景
日本は、安全への意識がとても高い国です。大手のクライアントからは安全性や品質について厳しい基準が求められ、対応に悩む事業者の方も少なくありません。
そうした皆さまの力になれるように、そして日本の安全ピンの可能性を世界に示したいという思いから、ZecurePIN®を開発しました。
ZecurePINで、皆さまと一緒に缶バッジ業界を盛り上げていけたら幸いです。
安全ピンが「安全」なのは、収納した状態で針先がキャップに覆われているからです。ただ、安全ピンを使った缶バッジが、それだけで「安全な缶バッジ」になるわけではありません。
缶バッジはキャラクターグッズとして作られることが多く、小さな子供が身につける機会も増えています。鋭い針先を持つアイテムだからこそ、針を収めた状態だけでなく、付け外しするときの安全性まで考える必要があると、私たちは考えました。
この2つがそろって、はじめて「安全な缶バッジ」と言える。
それが、ZecurePINの出発点です。


ZecurePIN®(ゼキュアピン)は、株式会社ベックが開発した、缶バッジ専用の安全ピンです。
缶バッジには、古くから「Zピン(ダブルフックピン)」が使われてきました。Z字に曲げた線材がバックパーツの中で固定されるため、ピンが缶バッジに対して立ち上がったまま倒れにくく、針先の出し入れがしやすいピンです。一方で、収納したときにも針先が露出しているという弱点がありました。
ZecurePINは、Zピンの「倒れにくい構造」をそのままに、針先にキャップを付けました。出し入れのしやすさと、収納したときの安全性を、1本のピンで両立しています。
缶バッジの中で、ZecurePINがどう固定されているのか。ドラッグで回転、項目を選ぶと表示が切り替わります。
お使いの環境では3Dを表示できないため、画像を表示しています。
缶バッジの裏から見ると、針先はキャップの中。一般的な安全ピンと同じように、収納した状態では針先が外に出ません。
フィルム、印刷紙、シェル、バックパーツ、そしてZecurePIN。作り方も、一般的な缶バッジと変わりません。
Z字に曲げた線材が、シェルとバックパーツの間に挟み込まれます。適度な遊びを残しながら、ピンは立ち上がった状態で安定します。
キャップを指でつまむ必要がないので、指が針先に近づきません。ピンが倒れにくく、片手でも針先を出し入れできます。
安全ピンを使った缶バッジは、他社からも出ています。その多くは、市販の安全ピンをバックパーツのツメで留める仕組みです。この仕組みには、付け外しのときに不安が残ります。
| ZecurePIN | 安全ピン型(一般的な他社品) | Zピン(ダブルフックピン) | |
|---|---|---|---|
| 収納したときの針先 | キャップで覆われる | キャップで覆われる | 露出している |
| ピンの倒れにくさ | 自立していて倒れにくい | 特定の方向以外から押すと倒れやすい | 自立していて倒れにくい |
| 針先の出し入れ | 片手でできる | 両手が必要。キャップをつまむ指が針先に近づく | 片手でできる |
| 缶バッジへの固定 | Z字の線材をシェルとバックパーツで挟む | バックパーツのツメで安全ピンを留める | Z字の線材をシェルとバックパーツで挟む |
第三者の目から見て、ZecurePINはどう評価されるのか。小学生以下の子供がいる保護者に、2種類の缶バッジを実際に家庭で使ってもらい、安全性と使いやすさを比べてもらいました。


%は「P」と「どちらかといえばP」の合計です(Q側も同様)。
安全性と使いやすさを尋ねた4つの設問(①②④⑤)すべてで、7割以上の人がZecurePINを使った缶バッジを選びました。
外れやすさを尋ねた設問③では「どちらともいえない」が最も多く、残りはZecurePINと他社品がどちらも29%で、差は見られませんでした。付け外しがしやすくなっても、外れやすくはなっていないという結果です。
| 設問 | P | どちらかといえばP | どちらともいえない | どちらかといえばQ | Q |
|---|---|---|---|---|---|
| ① ピンをキャップから外すとき、針先を意識せず簡単に外せるのは? | 64 | 22 | 6 | 7 | 11 |
| ② 衣服の狙った場所に付けやすいのは? | 62 | 20 | 9 | 8 | 11 |
| ③ 衣服に付けているとき、押したり引っ張ったりして外れやすいと感じるのは? | 13 | 19 | 46 | 22 | 10 |
| ④ 自分で使うなら、安全だと感じるのは? | 61 | 26 | 2 | 8 | 13 |
| ⑤ 小学生の子供に使わせるなら、安全だと感じるのは? | 57 | 26 | 5 | 12 | 10 |
| M | L | |
|---|---|---|
| 全長 | 約25mm | 約33mm |
| 線径 | 約0.7mm | 約1mm |
| 材質 | スチール(ニッケルメッキ) | スチール(ニッケルメッキ) |
| 生産国 | 日本 | 日本 |
| 販売単位 | 50個 / 250個 / 1,000個 | 50個 / 250個 / 1,000個 |
| ピン | 丸形 | その他の形 |
|---|---|---|
| M | 38mm、44mm |
|
| L | 57mm、76mm、100mm、152mm |
|
| S 開発予定(時期未定) | 32mm |
|
バッジマンネットの缶バッジマシンと「ピンなしバックパーツ」で作れます。ZecurePINのためにマシンを買い替える必要はありません。
缶バッジのために開発した安全ピンです。Zピン(ダブルフックピン)の倒れにくい構造に、針先を覆うキャップを組み合わせ、付け外しのしやすさと、収納したときの安全性を両立しました。
一般的な製品は、市販の安全ピンをバックパーツのツメで留めているため、ピンが倒れやすく、針先の出し入れに両手が必要です。ZecurePINはZ字の線材を缶バッジの内側で挟んで固定するので、ピンが倒れにくく、キャップをつままずに片手で出し入れできます。
構造の基本は同じで、ZecurePINには針先を覆うキャップが付いています。Zピンは収納したときにも針先が露出していますが、ZecurePINでは針先がキャップの中に収まります。使うパーツと作り方は、Zピンのときと同じです。
Mサイズは38mmと44mmの丸形、40mmの四角形に、Lサイズは57mm〜152mmの丸形と、八角形、楕円形、長方形、丸角長方形に使えます。詳しくはサイズ対応表をご覧ください。
バッジマンネットの缶バッジマシンと「ピンなしバックパーツ」で作れます。ZecurePINのためにマシンを買い替える必要はなく、作り方も一般的な缶バッジと変わりません。なお、他社製のマシンやパーツとの組み合わせについては、動作を保証していません。
保護者110人を対象にした調査では、衣服に付けているときの外れやすさについて、ZecurePINを使った缶バッジと他社の安全ピン缶バッジの間で差は見られませんでした(どちらを選んだ人も29%)。
小学生以下の子供がいる保護者110人に、ZecurePINを使った缶バッジと他社の安全ピン缶バッジを家庭で使い比べてもらったところ、75%が「子供に使わせるなら、ZecurePINを使った缶バッジの方が安全だと感じる」と回答しました。
当社の通販サイト「バッジマンネット」で購入できます。50個と250個のほか、1,000個以上は1,000個単位でご注文いただけます。
はい。バッジマンネットは海外発送に対応しています。国や地域によってはお届けできない場合がありますので、詳しくはショップの案内をご確認ください。
日本は、安全への意識がとても高い国です。大手のクライアントからは安全性や品質について厳しい基準が求められ、対応に悩む事業者の方も少なくありません。
そうした皆さまの力になれるように、そして日本の安全ピンの可能性を世界に示したいという思いから、ZecurePIN®を開発しました。
ZecurePINで、皆さまと一緒に缶バッジ業界を盛り上げていけたら幸いです。
ZecurePINは、バッジマンネットで50個から購入できます。